フェアトレードマーク「選択」して世界平和に！

あなたの「選択」で世界は変わる

フェアトレードとは、直訳すると「公平・公正な貿易」のこと
開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い生産者・労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」のこと。

https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/　フェアトレードジャパンHPより

深刻な状況だニャ

例えば、世界におよそ1億世帯いるコットン生産労働者は、日本をはじめとする先進国が有利になる不平等な貿易構造に苦しんでいます。低価格で生産することを強いられているため、健康被害や中毒死する農薬や遺伝子組み換えの種を借金して購入し、借金が返せず自殺してしまう状況も問題になっています。国際フェアトレード基準では、危険な農薬を禁止してオーガニック栽培を奨励し、生産者へは価格の上乗せが保証されます。

国際フェアトレード認証ラベル

●FAIRTRADE（フェアトレードラベル）は、原料が生産されてから、→輸出入→加工→製造工程を経て→国際フェアトレード認証製品として「完成品」となるまでの各工程で、厳しい「国際フェアトレード基準が守られ完成品」となったことを証明するラベルです。

●製品が正当な価格で取引されることで、労働者の生活を守り、家の手伝いとして働く子供達が減ることにもつながります。

●国際レベルでの「自分（購入者）良し」「相手（生産者）良し」「世間（社会）良し」の三方よしの仕組みです！

原料と調達方法について確認を促すマーク

●この矢印は、パッケージ裏面にて認証原料と調達方法について確認を促すマークです。

●このラベルは、チョコレートやシリアルなど、非認証原料を含む製品に使用されます。

●製品の全原料中、フェアトレード認証原料は最低20パーセント以上である必要があり、その割合がパッケージ裏面に記載されています。

●カカオ、砂糖、フルーツジュース、および茶の4産品にのみ適用されています。

国際フェアトレード認証コットンラベル

●上記ラベルの製品は、国際フェアトレード基準を守って生産および取引されたコットンで作られていることを示しています。

●加工中に非フェアトレード認証コットンと混合されることはありません。

●コットン以外の繊維を含む混合繊維製品の場合、製品重量の50％以上（注1）がコットンからなり、かつ製品に使用されるすべてのコットンが認証コットンである場合、この認証ラベルを使用することができます。（注1）ユニフォーム、ワークウェアに限り30％以上

※詳細はフェアトレードジャパンHP→　 https://www.fairtrade-jp.org/

こんなところに認証ラベル

コーヒー　紅茶　ジュース　カカオ（チョコレート）　フルーツ　野菜　ビスケット　スパイス　オイル　ワイン　アイス　米　花　化粧品類　コットン製品などです。

こんな感じのラベルなんだニャ

このマーク、見たことあるニャ

イオンやスタバ、成城石井、カルディで見かけたよ

最後に

フェアトレードラベル、このマークだけでも覚えてみると前より意識がちょっとだけ変わります。

私たちは毎日たくさんの「商品」や「サービス」を選択し、消費しながら生活しています。

生産者をかえりみないファストファッションや、環境を無視した消費行動は終わりの時代を迎えようとしています。

まだまだ少ないフェアトレード承認ラベルですが、全部を直ぐにかえることは難しくても、フェアトレードという製品があることを知る人が増え、環境・人権・児童労働・貧困などの社会問題が少しでも改善されていくと未来は明るいですよね。