サスティナブルなファッション フェアトレードとはどんな仕組み?簡単説明

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」のこと。開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。

https://www.fairtrade-jp.org フェアトレードジャパンHPより引用

フェアトレードとは?簡単説明【コットンのお話し】

フェアトレード認証製品を購入することは、開発途上国の生産者をサポートすることに繋がります。

https://www.fairtrade-jp.org フェアトレードジャパンHPより引用

発展途上国の生産者をサポートするのはなぜ?

コットン=綿は、私たちの生活の中で様々な製品に使用されています。例えばTシャツ、ニット、アウター、パンツ、靴下、帽子、バッグ、タオル、布団カバー、ラグなど、周りを見渡せば驚くほどたくさんのコットン製品に囲まれています。そんな布製品の原料であるコットンですが、国内生産率は驚きの0%。私たちの生活必需品は輸入によって支えられています。

コットン貿易は、先進国(日本など)が有利になる構造があり、多くのコットン農家は生産コストすらまかなえない低価格の厳しい状況を強いられています。劣悪な環境と条件の中、殺虫剤などの農薬を使用するため生産者の健康被害は深刻です。そして農薬まみれの土地は汚染されます。フェアトレードは、オーガニック栽培を奨励し、生産者への価格は上乗せされ、生産者の生活や環境を守ります。環境と人権に配慮され、安心安全に管理された貿易であることを可視化したマークがフェアトレードマークです。フェアトレードマークの製品を選ぶことが、サスティナブルな消費の一つになります。

Ethical/m powered by BASE
人と環境にやさしい製品

サスティナブルなファッションとは

衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのことを言います。

https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/ 環境庁HPより参照

環境庁の言ってること簡単にすると…

服を作る人は人権、環境問題に配慮して。

服を買う人は買って着て捨てるまでに配慮してってこと

配慮って何をしたらいいの

買う人は①必要な分を買う②リサイクルする③天然繊維を選ぶってことかな

日本で売ってる服はどこからやってくる?

日本は貿易大国。衣類のほとんどは、中国、ベトナムのほかアジアから輸入している

https://www.jftc.or.jp/kids/kids_news/japan/item.html JFTCきっず☆サイトより参照

2015年、華やかなファッション業界の裏側 知られざる真実とは?で話題になった映画「ザ・トゥルーコスト」、2018年にはバー〇〇ーが42億円相当の売れ残り商品を焼却処分していたことが話題になるなど、ファッション産業は人権、環境問題にどう対応していくのか常に注目されてきました。でもそれってファッション業界の話でしょ?ファッション業界じゃないし関係ないじゃん!そう思ったあなたにも、実はとっても関係があるんです。なぜなら服を着ていない人間はいないし、あなたはその服を選んで今着ています。布製品なくして人間は生きのびられず、関係がない人間はいません。

何をしたらいいの?

サスティナブルなファッションは、あなたが選ぶことからはじまります。どんな製品をどこで購入するのか、どれくらい購入するか、購入したあとはどうするか、リサイクルやアップサイクルするなど、たくさんの選択があります。フェアトレード認証マークがある製品を選ぶことは、サスティナブル消費の一つです。社会貢献になり環境問題解決にもつながります。フェアトレードマーク以外にも、環境や生産工程に配慮されサスティナブルマークはありますので、また紹介していきますね。

Ethical/m powered by BASE
人と環境にやさしい製品

最後に

ファッション業界ではここ数十年、大量生産、大量消費、大量廃棄が当たり前のように行われてきましたが、インターネット普及や時代とともに、この悪循環は世界中の消費者まで届くようになり、社会や消費者の認識が変わりつつあります。原綿を生産していない日本にとっては、フェアトレード製品を輸入する事が最善なのか…この先の時代の変化とともに、もしかしたらもっと違った解決方法もあるかもしれませんよね。 あなたが今できる事はなんだと思いますか?
これからの未来が少しでも良くなるといいですよね。あなたとあなたの周りの人が幸せであるように!幸せの輪〇広がれ!



コメント

タイトルとURLをコピーしました