モラハラ離婚 親権がない親と子供の関係 良好な親子関係を続ける5つのポイント

親権がない親と子供の関係

子供が5歳のころに別居。離婚調停→裁判を経て4年後に離婚成立。

【結論】現在は良好な親子関係を継続中 ※ちょっとの工夫と努力が必要

良好な親子関係を続ける5つのポイント

子供のメンタルケアを最優先に

親子関係を継続していくのに、子供のメンタルケアが一番大事です。「別居・離婚」は、想像していた以上に子供への影響はとっても大きかったです。夜逃げするように別居にふみきったため生活環境がとつぜん激変し、子供の気持ちが追いつかず荒れに荒れまくる時期がありました。そのとき絵本を使ってたくさん会話をしました。いろいろな家族がいるということ、ママと子、パパと子、おじいちゃんおばあちゃんと子、ママが2人、パパが2人、みんなで暮らす子。新しい今の生活が幸せだと思えるように、一つずつ、ゆっくりと子供に話します。そしてたくさん、たくさん子供を抱きしめて子供のことが大好き!!ということを何度も伝えます。子供のメンタルが落ち着いてきたら、幸せだった時の話を子供にします。あるいは子供が生まれた日の話をします。家族の歴史を話します。隠したり誤魔化したりせず、少しずつ子供が分かるように話していけば、その子なりに理解していくと思います。


一緒に暮らしていない親の悪口を子供に言わない

子供はいがみ合う両親の姿もキライですが、一緒に暮らしていない親の悪口を聞かされるのはもっとキライです。別居当初、元夫の悪口などは意識的に言わないようにしていましたが、悪口がやめられない時期がありました。すると子供に悪影響がではじめたんです。おねしょをするようになったり、暴力的になり、自分を叩く自傷行為もみられました。そのころ子供は年長~小学校低学年で、言葉にできない気持ちやさみしさ、どうすることもできない状況を発散しているようにも見えました。小さな子供は親の別居や離婚理由は到底理解できません。認めたくない気持ちもあると思います。親の都合でパパやママと離れ、一緒にいられなくなったもう一人の親の悪口を聞かされるなんて、自分を否定されているような気持ちになるのかもしれません。子供のためにも一緒にいない親の悪口は言わない努力は必要です。

離婚に関する絵本をプレゼント

離婚成立後はできるだけ良好な親子関係であるように、離婚に関する絵本を元夫にプレゼントしました。(ちなみに子供に説明する時もこの絵本を使いました。)子供にとってお家が二つになるというストーリーで、子供はたまの週末はパパの家で過ごし、普段はママの家で過ごす、そんな内容です。実際にそんな風にうまくいくかどうかはそれぞれ人の思いによって変わっていきそうですが、この絵本では離婚後の平和な生活がイメージできます。離婚しても子供と元夫の親子関係まで解消することはできませんので、親権で争っている場合などは有効かと思います。本屋では見かけたことがなく、図書館でも書庫などの裏にひっそり置かれています。


月に数回、電話で会話する

コロナの影響で面会交流ができなくなったときにコミュニケーションツールとしてプラスしました。最初の頃、子供はまだ小学校低学年で自分の気持ちをうまく伝えられず、電話にも慣れずによく無言になっていましたが、子供の成長とともに少しずつ会話ができるようになっていきました。「いつでもパパとお話しできるよ」と子供に説明し、会えない寂しさやストレスを少しでも減らすようにしていました。我が家は弁護士に依頼していた関係で(調停、裁判中は直接相手とやり取りがあると不利になることがあるかもとの事で…)この方法は離婚成立後にはじめました。子供が成長するにつれて「親より友達が優先」になるときがあります。その時は無理せず、あくまで子供のペースですすめます。

イベントごとにプレゼントをもらう

誕生日、子供の日、クリスマスなど、子供に関するイベントごとにプレゼントをもらうようにしました。(子供からパパへおねだりです。)本来ならば物を貰う以外で関係性を築いてほしかったのですが、元夫が買い物好きなことや、子供がおもちゃや趣味の話題ならパパと会話ができたので、プレゼントを通じてのコミュニケーションをとることになりました。「次はパパから何をもらおうかな~」と、数ヶ月ごとに訪れるイベントを子供自身は楽しみにしていました。余談ですが、浮気とモラハラが原因で離婚した友人Aちゃんは、イベントごとにパパから子供宛にプレゼントと毎度遅れる養育費を直接もらっていました。子供と相手との接点があることで、養育費未払いを防ぐのに有効なのかもしれません。



最後に

モラハラDV離婚は、親権がない親と子供を会わせるのに正直めちゃくちゃ心配ですよね。私自身、別居当初はモラハラ夫に子供を会わせるなんて考えられませんでした。直接やり取りも怖かったので、別居当初は弁護士から紹介してもらったFPICに依頼し第三者を入れて面会交流をしていました。離婚調停がこじれ離婚裁判までに至り4年がかりで離婚成立しました。(離婚までに時間がかかった方だと思います…)あんなにこじれていた我が家でも、今では第三者を介入せずに平和的な面会交流を行っています。時間はかかるかもしれませんが、解決する時がきっときます!悩み過ぎて病気にならいように、あなたとお子さんが幸せになれる道を選択してくださいね。
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