油・タンパク質汚れは酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)のパワーで落とす!使い方レビュー

酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)とは?

酸素系漂白剤の成分である過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素からなりたち、お湯に溶かすとその水質はアルカリ性となり、最後は水と酸素に分解されるため、人や環境への影響が小さいといわれています。

漂白剤としては、酸素系のほかに塩素系漂白剤(ハイ〇ー等の主成分が次亜塩素酸塩が代表的です。ツーンとした独特のプールのようなにおい)があり、どちらも漂白剤には変わりませんが、酸素系漂白剤は無色・無臭で、環境負荷を考えると、酸素系漂白剤の一択ですね。

※酸素系漂白剤のおすすめはコチラ↓↓↓


酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)特性は?

除菌・漂白・消臭剤として主に使用されており、酸性の汚れを落とすことに優れています。(過炭酸ナトリウム+メーカー独自の配合で他成分が入っている商品もありますが、成分表を確認して、過炭酸ナトリウムのみを選ぶといいですね)

酸性の汚れとは?

●油汚れ ●手垢 ●タンパク質の汚れ ●血液の汚れ ●皮脂汚れ ●食べかす等  

使えるもの

・木綿 ・麻 ・化学繊維などの色物 ・白物の繊維製品 ・プラスチック ・陶器 ・ステンレスボトル ・木 ・竹製品等

使えないもの

・ウール ・シルク ・ウールシルクを含む混紡品 ・水洗いできないもの ・水や洗濯石鹸で色が出るもの ・含金属で染めたもの ・ステンレス以外の金属性容器 ・ボタン ・バックル ・漆器 ・鉄分の多い水 ・ぬるま湯に溶かした液を目立たない場所につけて5分ほど置き、変色するもの ・白布を当ててもんだ際に色移りするもの

使い方・・・①

■毎日のお洗濯に使用できます。

■使用量:水30Lに対して15g(洗濯洗剤と一緒にいれて洗う)

■ポイント:30~50度のお湯に溶かしで使用します。

■余談:アメリカやヨーロッパでは、水質の違いからお湯で洗濯が一般的。数年前、日本でもお湯洗いできる洗濯機が流行りましたが、一般家庭ではまだまだ水洗いが主流ですよね。過炭酸ナトリウムは30~50度のお湯に溶かすと効果を発揮するので、お湯に溶いて使います。

使い方・・・②

■しつこい汚れ・シミ抜き(コーヒー、紅茶、果物、調味料)などの漂白に使用できます。

■使用量:水2Lに対して10g(大さじ1杯)(お湯に溶かして15分~30分つけた後、水ですすぎます)

ぼくの下着、スタイ、布おむつも

つけ置き洗いできるよ

■ふきん、食器、調理器具、哺乳瓶、ステンレスボトルの漂白、除菌、消臭ができます。

■使用量:水2Lに対して8g(大さじ1杯弱)(お湯に溶かして15分~30分つけた後、水ですすぎます)

使い方・・・③

■キッチン、洗面台、浴室等の水回り排水口の除菌、消臭できます。

■使用量:100g程度をコップ1~2杯のお湯で軽く溶かし、排水口に流してしばらくおきます。成分がパイプに行き渡った後、多量の水またはお湯で一気に流します。

※注意※ 酸素系漂白剤は酸素が発生するため、密閉袋で売られている際も小さな穴があいています。
粉末や、粉末を溶かした液体を密閉容器等で保管すると、容器が破損する場合があります。

酸素系漂白剤は、いろいろな会社の物が売られていますが、シャボン玉石鹸の酸素系漂白剤が溶けやすく、使い勝手もよいためこちらを利用しています。近所のスーパーやドラッグストアで750g・450円くらいで購入しています。

 

 

番外編:アルカリ性の汚れとは?

●トイレ便器等の尿石 ●石鹸カス ●水垢 

※アルカリ性の汚れはクエン酸で落とす↓↓↓


最後に

洗濯洗剤は種類が豊富。CM等でよく見かけるメーカーの物をイメージだけで購入しがち(単純接触効果によるもの)ですが、汚れや用途に分けて、環境に配慮された商品を選びたいものですよね。

購入する事で社会貢献し、環境問題に取り組むことにもつながります。安心して使い続けられる商品が、世の中を良くして良い循環が生まれ、住み続けることができる地球になるといいですね。

 



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