SuperBeeミツロウラップ エシカルラップでプラスチックごみ削減

食品をつつむラップ、便利でつい何にでも直ぐに使ってしまいますよね。実は素材によって用途が違うって知っていましたか?ラップそれぞれの特性を知って、使用方法を少しだけ変えてみるとゴミが減ります。

環境問題は深刻にゃ

ラップ種類

素材①:ポリ塩化ビニリデン

リ塩化ビニリデンの特徴は、酸素と水蒸気(水分)の両方を非常に通しにくく、食品の酸化を防ぎます。酸素を通すことで味や色を変化してしまう食材(肉・魚)、においの強い食材(にんにく等)の保存に最適なプラスチック。(CMでお馴染みのクレラップ・サランラップはこの種類です)
塩化ビニリデン技術協議会によると、1990年代頃にヨーロッパの環境団体などから、焼却処分時のダイオキシンの発生など環境負荷を懸念する声があがりました。これに呼応して、ポリエチレンやポリメチルペンテンなどを使用したラッピングフィルムなど競合製品も登場したが、2000年代に入ると、ダイオキシンの発生についての問題、焼却施設への影響の問題とも、各界の権威から解決の主旨での意見が出され、今日では、焼却施設の改良や新型への建替えが進み、ダイオキシン問題は実質的に解決済みだそうです。https://vdkyo.jp/whats_pvdc/001.html

素材②:塩化ビニル樹脂

塩化ビニル樹脂の特徴は、容器にピッタリと包装できる伸縮性があり、透明性に優れたプラスチック素材です。主にスーパー、飲食店等で使用されており、トレーを包む際に使用されている。食品を常にフレッシュに演出する、優れた透明性、光沢性、ガス透過性や水気による曇りを防ぐ防曇性を持つ塩化ビニル樹脂ラップを主に使用しています。業務用スーパーにも売ってます。https://www.vec.gr.jp/enbi/enbi3_5b.html

素材③:ポリエチレン

ポリエチレンの特徴は、酸素を通しやすく野菜、フルーツ等を包むに◎比較的安価なプラスチックポリラップの成分は、水素と炭素からできており、ダイオキシンの発生要因となる塩素は含んでおらず、添加物が一切使われていません。有機塩素系化合物を使用しない無添加のラップだけでなく、ノコ刃部分に植物が主原料のプラスチック刃を使用するなど、環境に配慮したエコロジー製品です。https://uf-polywrap.com/

 



素材④:SuperBeeミツロウラップ

ミツロウラップの特徴は、オーガニックコットンとミツロウで作られた100%エシカルラップサラダのお皿・おにぎり・サンドイッチ・野菜・フルーツ等に使用できます。再利用可能のミツロウで作られたラップは、 GOTS認定100%オーガニックコットン生地、ミツロウ、オーガニックココナッツオイル、ゴールデンツリーの樹脂を材料として、タイの山岳地帯でひとつひとつ手作業されています。

ミツロウラップの使い方は、手で温めてボウルや食べ物の上を覆うと簡単にラップできます。ラップが冷えると粘着力が増し、ジグザグ形状のデザインで密閉度を保てる設計になっています。ミツロウの自然な抗菌力で、食べ物を新鮮に保てます。使用後は、水、または中性洗剤を使ってやさしく洗って乾かせば、繰り返し利用できます。かわいい柄がたくさんあるので、お気に入りの柄を見つけてみてはいかがでしょうか。

サイズ違いで3枚入り ミツロウラップ

ミツロウラップは、手作りキットやたくさんの種類が売られていますが、この商品のようになオーガニックコットンマーク(こちらのTシャツの絵のマーク)があるものは、コットンを育てている大地や、そこで働く生産者が守られている目印にもなっているので、一つの基準としてみてみるといいですよね。

オーガニックコットンこのマークが目印

ミツロウラップは週に数回の使用の場合、約一年間使用が可能です。使用期間が過ぎたエコラップは、堆肥や着火材として利用できます。デメリットとして、熱いお湯で洗ったり、電子レンジでは使用できない・肉や魚には使えない・においの強い食材には不向き。

最初は「ちゃんとラップできるのかな」とも思っていましたが、意外にもちゃんとラップの機能を果たしてくれるミツロウラップ。私は野菜やフルーツ、水分の少ない残り物にこのミツロウラップを使っています。使い方にもよりますが、我が家では使用して一年以上経ちますがまだ使えていますよ。

かわいくて便利なミツロウラップ
ギフトにも喜ばれるにゃ




どこから来る?海洋プラスチック

普段ゴミを捨てる際、分別して捨てています。自治体によって細かくルールが決められており、ほとんどの人がルールを守っていると思います。では「海に漂うプラスチックごみ」って、一体どこからやって来るのでしょうか?

海岸への置き捨て ポイ捨てなどの不法投棄 ③船からの投棄 ④海上の貨物や漁具 ⑤別の海岸からの漂着水路や川の上流域から ⑥ごみ置き場の管理不十分

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/sustainability/society/contribution/ocean_protection.htm 一般社団法人JEAN 

一般社団法人JEANによると、上記の①~⑥が該当するそうです。 ①~⑥ どれも当てはまらないかもしれませんが、日用品に大量に使われているプラスチック製品が、豪雨や災害によって押し流されていることも想像できます。(実際に河川が決壊すると、家の中のほとんどの物を押し流してしまいます。)ここ数年増加している豪雨や大災害は、いつどこで起こってもおかしくはありません。プラスチック製品は、海に流れ出ると細かく砕かれマイクロプラスチックとなり、それを魚が餌と間違え食べる、その魚を人間が食べる、食物連鎖も環境問題も、結果的に私たちに戻って来てきます。決して他人事とは思えない「海洋プラスチックごみ問題」。あなたなら、何からはじめますか?

最後に

環境問題や海洋プラスチックゴミ問題は日々深刻化していますよね。一人一人ができることは小さくても、たくさんの人で実行すれば大きなチカラになります。ミツロウラップはかわいくてお手軽に続けられる、エシカル消費の一つだと思います。あなたも興味があればぜひ、使ってみてくださいね。

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました